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No.13 “あさのひざし”


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「せめてもの情けだ。苦しむ暇すら与えないことも慈悲だと、そう言うだろう?」

 告げる声が、威圧的に、見下すような音色を含んでいた。その声に賛同するかのように、奴の傍らで、猛る炎が一層激しさを増す。踊る火炎の中心で、濃紺と白に近い黄の体躯が、背の炎を爆発させながら叫び声を上げた。

「あんたの情けなんて、誰が欲しいって言った?」

 言葉を返す私の隣には、深紅の鎧に身を固めた、鋼鉄の戦士が立っている。……いや、今は立っていないか。片膝を乾いた土に落とし、息も絶え絶えに、それでもその鋭い眼だけは純真に前を見つめ、堪えていた。
 私の頬を、さらさらとした汗が伝い、顎に達してから落ちる。熱を意識すれば、自然、私の視線はその発生源へと向かった。
 そこに、顔を持ち上げて仰ぎ見る先にあるのは、小さな太陽だ。そう思えるくらいの強い輝きと熱を放つ光球が、私達の頭上に浮かんでいる。それを遮るかのように、私は手をそこへと翳していた。

「まだ抗うか? それほどに自らの友を疲弊させ、それでもまだ貴様は、そやつに鞭を打つつもりだと言うか?」

「そうよ。……ただし、こうしてからねっ!!」

 奴の言葉を受ける、その素振りを見せ。しかし私は翳していた手を振り降ろし、叫んだ。

「ハッサム! “あさのひざし”!」

「っ!」

 同時、中空の光球が、一層輝きを強めた。それを求めるように、力を奮わせて満身創痍の赤が立ち上がる。鋼鉄に覆われた身体を光の塊に向け、両腕を大きく広げ、そして咆哮が上がった。
 瞬間、熱と光の力を強める太陽が、あたりを白い光で覆い尽くす。それによって、私の視界は白によって奪い尽くされた。

 徐々に、目が眼前の現状を見つめるために帰ってくる。そこで見たものに、私は口の端を吊り上げた。
 深紅の背。力を失って地に屈していたその身体が、確かにこの熱漂う地を、両足で踏み込んでいる。焦げ付き、煙を燻らせていた箇所さえ、もはや見当たらない。そこに居るのは、私の相棒の完全な姿だ。

「――さあ、反撃開始よ?」

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・ひとこと

 ――で、これからどうするんでしょうね?

 ともあれ、ふっかーつ! と言っただけ、3つくらいは更新しておこうということで。よく使われるのか使われないのかわからない回復ワザを行きました。最初は朝目覚めてスッキリ! って感じにしようと思ってたのですが、どことなくお店のキッチンの匂いがする雰囲気に。
 ハッサムが覚えるのは意外でしたが、XD限定で習得するようです。普及してたら強そうな、そこまででもないような。
 そうそう、今しがたこのワザについて調べるために「ポケモンwiki」さんを見ていたんですが、金銀時代はエーフィ限定で、にほんばれ状態なら完全回復だったようですね。なにぶん金銀だとまだ小学生のころなので、当時は全然疑問に思ったりしませんでした。ポケモンの仕様って、結構そういうことありますよね。初代の熱血必中はっぱカッターとか。
 
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テーマ : ポケットモンスター
ジャンル : ゲーム

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ポケモンと百合に熱を注いでいる人です。当面の目標はオリトレの百合長編を書くことですがいつになるやら。

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