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No.107 “きりさく”

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 寂れた路地裏を縫うように逃げていくラッタを、どうにか行き止まりで捕捉する。壁を登って尚も逃げようとするそのすばしっこい相手に対して、俺はペルシアンにこう指示を下した。

「連続、行けるな!」

 鳴き声ひとつと同時に、しなやかなベージュの体が路地に踊り込む。跳ねるような動きの中で、ペルシアンは棘のように鋭い爪を自分の側面にそびえる壁に突き立て、走る動きのままに跡を曳かせた。
 歯を食い縛っても堪えきれないような高い激音が、狭い路地裏に響き渡る。ワザの力を持った波紋がラッタに達して、垂直に駆け上がっていた壁から、ぽろりとその丸い体が離れた。
 ペルシアンが飛び込む。壁を引っ掻いていた爪を今度は正面に構え、落ちてくるラッタを掬うように白い光を閃かせた。

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・ひとこと

 …………い、“いやなおと”の項目じゃないんですよ! あん時はどういうシチュにしましたっけ。
 たまにここに関してご感想いただくことがあるんですが、やはり必ず出るのが「冗長」って言葉なんですよね。モノにもよりますが、実際の小説でひとつのワザにそんな描写割けないだろうと。
 それは本当にその通りで、私も当初から懸念していたことでした。だもんで、ひとつのワザの描写は基本的にもっとボディパージしていけたらなと思ってます。今回はその現れ…………になっているかは分かりませんが、このくらいでしたら小説の中の描写にしてもそんなに違和感無いでしょうか。こんな感じで、全文のボリュームは変えない場合でも、シチュと絡めて「ワザ自体」の描写を軽くしていけたらなと思ってます。

 きりさく、と聞いて真っ先に浮かんだのはペルシアンでした。このワザが頭おかしかった(実用的だった)のは初代のみなので、その代表的な使い手としての印象ですかね。
 今もストーリーでは場合によっちゃ使えなくもないかもしれませんが、“かいりき”が来たらほぼ確実にお役御免になるのが悲しいですね。
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テーマ : ポケモン
ジャンル : ゲーム

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Author:ぱすてぃ
ポケモンと百合に熱を注いでいる人です。当面の目標はオリトレの百合長編を書くことですがいつになるやら。

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