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NO.65 “おまじない”

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「お前のそのコスパ漬けたべのこしピクシーを、俺のきょううんピントアブソルの“つじぎり”が斬る! 斬ってみせるっ!」

「色々配慮した説明、どうもありがとう。で、感謝しておいて有り難みを噛みしめておいてもらいたい気もするんだけど、私はすぐキミに謝んないといけなくなるんで、うん、先に言っとくよ、ごめん」

「あ!? 調子ノってんなよ、ノってんじゃねーぞ!」

 彼の言葉をどうすれば耳に入れずに済むかと考えながら、私は右手を軽く握り、小気味よく指を鳴らしてみせる。
 すると、私の妖精が両耳を上下させ、すぐさまその場で、小さな右腕をせわしなく動かした。上下左右へと移りゆく軌道が、指先に小さく生まれた光をインクとして空中に引かれ、浮かび上がる。
 やっぱり彼のおもしろスピークを聞けなくなるのはいささか寂しいものがあると思い至った時には、一筆書きの軌道はひとつの形を――定規で書いたような整った五芒星を形成していた。
 私の妖精は、その中央で両手を組み合わせ、わずかに目を閉じてうつむく。祈るようなその姿勢に応じるように、光で描かれた星がひときわ輝いて、回転しながら縮んでいいき、桃色がかった白い額に、まるでシールのように張り付く。光と同じ色の輝きが、衣のように妖精の全身を覆った。

「何したのか知らねーけど、別の意味で謝ってもらうぜ! ぶちかませアブソル、ぶちかましてやれっ!」

 まさか彼がこのワザの正体すら知らないほどのアホだとは思わなかったけれど、これからの反応を見るのもそれはそれで面白いかと思い、私はほくそ笑んだ。


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・ひとこと

 露骨な説明セリフはもうメタ方面で割り切れば使えるんじゃね、みたいな。両者ともに変人という付加効果がついてきましたが。素直にワザんとこだけ書いとけばいい気もしますが、これを書くのが「ワザ描写!」らしいです。書かないこともあります。
 おまじないが星を使うということは覚えていて、そこからなんですが、額に星形のシールとかシーンによってはギャグみたいなので、雰囲気に応じて手の甲とかでもいいんじゃないかなと思います。正面のアップで腕構えたところにギャーン、みたいな。
 ホントはポケモンの“急所”ってなんだよって話をさせていただこうと思ってたんですが、それはまたの機会とかにさせていただこうと思います。
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テーマ : ポケットモンスター
ジャンル : ゲーム

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Author:ぱすてぃ
ポケモンと百合に熱を注いでいる人です。当面の目標はオリトレの百合長編を書くことですがいつになるやら。

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